Y.T

私は中途採用で双和コンクリート工業へ入社しました。前職より製造・工場関連の技術職に就いていたのですが、物が作られる工程やコツコツと作業したことが形になる面白さに惹かれ、フィールドを変えてコンクリート二次製品に携わりたいと思いました。正直なところ想像以上に体力を使いますし、毎日油まみれで作業服は汚れてしまいます。ただ一日を終えると、"今日もこれだけ頑張った"と思えますし、インフラに携われているという思いからやりがいも入社以前より感じています。

皆さんから見てコンクリート製品は、変わり映えのないものかと思います。ただ時代の発展によって、土壌や環境に配慮された材料が使われていたりコアな変化があります。また、作業工程が自動化されるなどこれまでと違った製法で効率的に製品を量産することができるようになりました。機械を扱うオペレーターとして、良質な製品を決められた時間内に生産できた瞬間に技術者として大きなやりがいを感じられます。

形成されたコンクリート製品をコテで最終仕上げする瞬間は、流し込み作業や機械操作など大変なことを思い返すときでもあり、いつも感慨深いものがあります。また仕上作業には熟練の技術を要すのですが、正直私はまだまだ未熟だと感じる瞬間でもあります。だからこそ、腕を磨き現場に欠かせない存在になりたい。そして、いつしか現場を牽引できる存在になりたい。そんなことを思いながら業務に就いております。